あの日のジョブズは

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あの日のジョブズは(20)

20 世界を取り戻す  ジョブズがものを食べるシーンを思い描くことができない。何本か作られたジョブズ関連の映画やドキュメンタリーでも、食事のシーンはほとんど出てこなかったように思う。アシュトン・カッチャーが主演した映画では、レストラ...
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あの日のジョブズは(19)

19 孤独の惑星  エア・ビー・アンド・ビー(Airbnb)などのマッチング・サイトがやっていることは、「余っているモノ」と「必要な人」をいかに結びつけるかということだ。インターネットの登場によって、こうしたマッチングが格段に容易に...
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あの日のジョブズは(18)

18 つながりっぱなしの世界  インターネットの起源は、ENIACなど現代型コンピュータと同じあたりまで遡ることができる。そしてENIACがそうだったように、インターネットもやはり軍、大学、民間企業という三つのグループのパートナーシ...
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あの日のジョブズは(17)

17 貧困をビジネスにする  アップルの製品の頭に「i」が付くようになったのは1998年のiMacからだ。このときのマーケティング戦略が「シンク・ディファレント」であったことを考えると、「i」は人称代名詞の「I」、つまり「自分」とい...
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あの日のジョブズは(16)

16 消えた少年たち  オースティン・スコット・カードの小説『消えた少年たち』の主人公、7歳の少年スティーヴィは毎日学校から帰るとスクリーンの前に坐り込んでコンピュータ・ゲームばかりしている。彼には一緒にゲームをする友だちがいて、ジ...
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あの日のジョブズは(15)

15 林檎をデザインする  1976年にウォズニアックとアップル・コンピュータを立ち上げ、新製品としてアップルⅡの設計に取り組んでいたときのこと、ジョブズはケースを通常の灰色をした不細工な金属ではなく、流麗なプラスチック製のものにし...
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あの日のジョブズは(14)

14 ウォーホル、ベートーヴェン、ドストエフスキー、そしてジョブズ  何年か前のこと、ある街のアップル・ストアに立ち寄った。新型のiPhoneが発売されたばかりだったのだろう。店内の壁一面に、色とりどりのスマートフォンが整然とディス...
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あの日のジョブズは(13)

13 ホール・アースな問題  ロラン・バルトは写真の登場について、人々が鏡で見るのとは違ったふうに自分自身の姿を見るようになったのは、歴史的にはごく最近のことであると述べている(『明るい部屋』)。フランス人のニエプスによって写真が発...
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あの日のジョブズは(12)

12 フレンドリーなコンピュータ  1906年に設立されたハロイド・コーポレーションはのちにゼロックスと社名を変え、その規模の拡大とともに幾つもの企業を買収していった。1969年にはコンピュータ会社を買収し、スタンフォードと隣り合う...
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あの日のジョブズは(11)

11 カリフォルニア・ドリーミング  1960年代のはじめごろ、カリフォルニア南部ではサーフィンが大流行していた。サーファーたちの多くはバンドをやっていて、それなりに地元のファンをつかんでいたらしい。レコードとして残っているものはほ...
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あの日のジョブズは(10)

10 世界を変える   アップルが世界的なパーソナル・コンピュータ企業になったころ、ジョブズは「コンピュータが一人一台の世界になれば何かが変わるはず、10人に一台の世界とはまったく違ったものになるはず、10人に一台の世界とはま...
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あの日のジョブズは(9)

9 シリコン・バレー  サン・ノゼからパロ・アルトをサウス・サンフランシスコまで60キロメートル以上にわたってつづくサンタクララ・バレーは、現在ではヒューレッド・パカードやインテルをはじめとして、アップル、グーグル、フェイスブック、...
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あの日のジョブズは(8)

8 すい臓がんのイエス  神の子・イエスを生み出したのは、ローマ帝国に支配されたユダヤ人の絶望感だった。マルコたちによって書かれたイエスをめぐる物語が福音(良い知らせ)としてもたらされたころ、パレスチナはローマによって制圧され、ユダ...
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あの日のジョブズは(7)

7 神をポケットに入れて  ジョブズのプレゼンテーションはすでに伝説になっている。製品の売上総額をプレゼンの時間で割った数字から「3分間で100億円を生む」とも言われた。1998年のiMac、2007年のiPhone、翌年のマックブ...
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あの日のジョブズは(6)

6 クリスト・ドライブ2066  あたりは閑静な住宅地だ。平日の昼下がりで、人通りはほとんどない。目的のガレージはすぐに見つかった。郵便ポストに「2066」と書いてある。その横に「立ち入り禁止」の看板が立ち、「防犯カメラが作動してい...
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あの日のジョブズは(21)

21 つながりっぱなしの世界  ここで少しインターネットの歴史をひもといてみよう。まずは自分の体験から書こうと思うのだが、あまりにも日常の一部になっていて、最初の出会いがどのようなものだったか思い出せない。何しろ紀元前の話である。お...
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あの日のジョブズは(5)

5 とりあえずのバイオグラフィー(後編)  アップルから追放されたあと、ジョブズはただちに新しい会社をつくる。アップルにたいする復讐心に燃えていたとも言われるが、ジョブズにしてみれば当然だろう。アップルを退社する際に、彼は5人の中核...
あの日のジョブズは

あの日のジョブズは(4)

4 ちょっと一休み  いやなやつだったらしい。正真正銘のクソ野郎と言う人もいる。ぼくのまわりにもいる。ジョブズの本を書いていると言ったら、「なぜあんなやつのことを書くんだ」と不思議そうな顔をされた。いまでは誰もジョブズのことなど気に...
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あの日のジョブズは(3)

3 とりあえずのバイオグラフィー(前半)  というわけで、最初にジョブズの簡単なバイオグラフィーを見ておこう。基本的にはオフィシャルな自伝とされているウォルター・アイザックソンの『スティーブ・ジョブズ』に依り、さらに長年にわたりジョ...
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あの日のジョブズは(2)

2 Where Are You ?  男を探している。どこにいるのかわからない。どこを探せばいいのか見当もつかない。重要なやつなのか? おそらくキリスト教徒にとってのイエスと同じくらい重要だ。イエスと同じように、彼も後の人々からは歴...
あの日のジョブズは

あの日のジョブズは(1)

1 ジョブズの写真  父親はシリアからの留学生だった。母親はドイツ系移民の厳格な家庭に育った。ウィスコンシン大学の大学院生だった二人のあいだに生まれた子どもは、最初から養子に出されることがきまっていた。こうして彼の姓は「ジョブズ」に...