電子書籍紹介

愛について、なお語るべきこと

702円

ふたつの小説が、交互に語られていく。第一の小説は、近未来の世界で生き残ったふたりの十代の男女が主人公。少年の名前はオサム、少女は「ギギ」と少年から呼ばれている。彼女は言葉を話すことができない。ふたりは、食料確保のため冬の山のなかへ分け入っていく。

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雨の日のイルカたちは

810円

突然死した最愛の夫。悲しみに追い討ちをかけるかのように発覚した、愛人の存在──。「この作品集には、『9・11後の世界』という大まかなテーマで書き継いできた四つの作品を収めている。信じられる確かなものがなくなってしまった。その喪失感、寄る辺なさ、空虚さ、不安定さなどを、それぞれの作品の主人公たちもまた抱え込んでいる。

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生きることの発明

702円

誰もが避けて通ることのできない「老い」、そしてその先にある「死」に対して、延命に軸足を置いた医学的なアプローチだけでは、きちんと向き合うことに限界があるのではないか。高齢者という大きな括りでカテゴライズすることは、かえって彼らから目を背けていることに繋がらないだろうか。

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きみの知らないところで世界は動く

637円

大ベストセラー「世界の中心で、愛をさけぶ」で社会現象を起こした片山恭一の幻のデビュー作が、ついに電子化! ぼく、恋人のカヲル、友人のジーコが交錯する、愛と死の物語。かつて誰にでもあった、少年少女最後の時代を過ごす3人の奇妙な恋愛模様を軸に綴られる、読むたびに胸の熱くなる70年代青春ストーリー。

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緊急討議Hot jam『ことばの始まる場所』第一回 「日本社会の劣化」

250円

2014年、安倍政権になって1年あまり、この間の政治的状況に危機感を覚えた小説家・片山恭一氏が、「あまりにもヒドイじゃないか!」ということで、畏敬する思想家・森崎茂氏と“緊急討議”! そのときどきの状況に応じて、緊急討議の様子をお伝えする本書、今号から毎月刊行の予定です。日本の現状を憂う、その想いを共有したい方々必読の書。

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最後に咲く花

658円

投資信託専用の運用会社に勤める40歳目前の永江は、離婚後、あるきっかけで、大学時代の同級生・由希と出会う。10数年ぶりの再会。季節が巡るように、お互い気になる存在に変わっていくが、由希は心肺を病んでしまう。そして永江に「これ以上苦しみたくない」と、自殺幇助を願い出る。

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死を見つめ、生をひらく

616円

死とは何か?虚無(終着)である―この“定説”が神なき現代社会を縛りつけている。いま、私たちが行うべきは、死の問い方を「何か」から「何でありうるか」と修正し、一人一人が「死すべき私」を起点として自らの生を定義づけることだ。プラトン以来の人生観の一八〇度転回を求める“逆転の思考”を提示する。

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ジョン・レノンを信じるな

507円

1980年冬。ジョン・レノンが凶弾に倒れたその年の冬、僕は8年間付き合っていた恋人・玲との別れを迎えた。世界がたちどころにモノクロームに変じてしまった喪失感のなか、新たな恋に向かうものの、それはどこか匿名の誰かによって演じられたようなリアリティーに欠けたものでしかなかった。

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世界の中心で、愛をさけぶ

529円

高校2年生の朔太郎と、恋人のアキ。アキの死から、物語は始まる。ふたりの出会い、無人島への旅、そしてアキの発病、入院……。最愛の人を失うとは、どういうことなのか。日本中を涙させたラブストーリー。321万部空前のベストセラー、待望の電子書籍化!

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空のレンズ

540円

ネット上で偶然知り合ったスピード、クッキー、ピラニア、ソックスというハンドルネームを持つ少年少女たちは突如、現実の世界から不可思議な世界に迷い込む。次々と起こる奇妙な事件。脱出のキーワードとなる「空のレンズ」、その意味とは? 現実とヴァーチャルの隙間を舞台にして描かれる愛と友情の物語。

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誰でもないもの

302円

父が亡くなって、目にする光景が、ふと翳りを帯びることがある。最初は「喪」に特有の一時的なものなのだろうと思っていた。しかしいまは少し違うことを考えている。時間の質そのものが変わってしまったのではないか。父の死によって、私はいわば衝立を失った。自分の前に立って、死を遮ってくれる人はもういない。私は自分が死と直接につながっているのを感じる……。

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遠ざかる家

615円

語り手は、一人暮らしを続ける四十七歳歯科医・和也。実家の父親の看病を名目に妻は不在、大学生になる二人の息子も家を出ている。三歳になるアメリカン・ショートヘアと自適の生活を続けていたが、NHKに勤務する兄・靖彦がアルコール依存症のため緊急入院したことから、物語は動き出す。記憶のなかに留まる、ゼラニウムを描いた一枚の油絵を発端に、入院先の病室から問わず語りに幼少期の記憶を紐解いていく兄。

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船泊まりまで

594円

システムエンジニアの俊一、妻・冴子は、世間や周囲に対し、常に一定の距離を取り、決してうち解けることがない。しかし、それぞれを縁(よすが)とすることで、静かな日々を送っていた。俊一は、前妻とのあいだに子をもうけることができず離別したが、ひとり暮らしのアパートの隣に住む女・冴子の泣き声を毎夜聞き続けるうちに、関係を持ち、世帯を構えていた。

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満月の夜、モビイ・ディックが

507円

その年は、モーツァルトとバス釣りと家庭崩壊の年だった―。地方の大学生・鯉沼の日々は、同じ学校に通う香澄と出会ってのち、一気に変容する。しかし、その後、彼女との距離感がうまくつかめない鯉沼は、バス釣りの名人で謎の若い絵描き・タケルの運転する水色のフォルクス・ワーゲンに乗って彼女と小旅行に出かけることにするが…。片山恭一が瑞々しい筆致で描く青春恋愛小説。

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もしも私が、そこにいるならば

550円

自分の一生は、あの一週間のためにあったのかもしれない―。そんな一生のような”一瞬のきらめき”を透徹した目線で、切なく静かに描きとった中篇集。著者いわく「『世界の中心で愛をさけぶ』の原型がここにある」。「もしわたしが口を噤んでしまえば、わたしたちのあいだには何もなかったことになる。でもそれは確かに起こった。

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雨の日のイルカたちは

530円

深い喪失感を抱えながら生きていく人たちを、祈りにも似た言葉で描く四篇の物語。 スーパーの店員から介護士に転身した青年。妻と赤ん坊をホテルに残し、浜辺を散策する男。中洲の風俗で働く十九歳の少女。

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